逆立ちして物を飲食できる?その理由は?

逆立ちをして物を食べる…
そんな機会があるかどうか…今回はその辺は考えずにですね、人の体の可能性について(大げさ!?)ちょこっと記しておきたいと思います。

気になるのは、やっぱり重力

枝からリンゴが落ちることから、ニュートンは重力の法則を発見しました。
その重力だけ取り上げると、下から上に食べ物が移動するということは不可能だと思えます。
しかしながら、重力によって飲食したものが口から胃に落ちていくわけではありません。また、食べることに重力が必要なら、宇宙の無重力空間では食べることもできなくなってしまいますが、そんなことはありません。

で、結論として、逆立ちしていても飲み食いはできます。

逆立ち中の飲食と食道の蠕動運動

では、なぜ逆立ちをしても飲食ができるのかというと、「食道の蠕動運動(ぜんどううんどう)によって、食べ物を胃に運んでいる」ということがその理由になります。
食道は普段はピッタリとくっついているのですが、食べ物が通る時はその部分が膨らむようにできています。
つまり、胃に物を届けるために、食道が収縮と拡張を繰り返すことで、逆立ちをしながらでも食べた物が逆流せずに済むのです。

P.S.人間の体ってすごいですね!普段気にかけない、気付いてないところで、大活躍してくれてます!!とりあえず、逆立ちでの物の飲み食いはする機会も、そうそうないとは思いますが!!!

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